0.02%の金持ちになるには

大半の庶民と何が違うのか

帯封付き新札を引き出したら女がにやけてきた

銀行にて帯封付き新札を手に入れようと思った。
理由は見せ金のためだ。
だが、ここでいう見せ金とは本来の意味とは異なり、まさに人に見せるための金だ。それを私は見せ金と呼んでいる。
100万円を帯封付き新札で手に入れようと銀行の窓口に行った。
すると、若い男性銀行員が、新札はこちらの両替機にてお願いします、と言った。
そこでまず、私は帯封付き新札で、と言っているのに、と心の中で思った。
この両替機から帯封付きで出てくるのだろうか、半信半疑で並んでいると、またその銀行員が来て、
何枚ですか?と聞いてきたから、100枚と答えると千円札100枚ですか?と聞き返してきたから、一万円札100枚です、と言った。すると、少々お待ちくださいと言って、どこかに行った。そして、また戻ってくると、金額的に窓口の方でお願いしたいと思います、と言って、番号札を渡された。
私はイスに座り、待っていると自分の番号札が呼ばれた。窓口に行くと、気の強そうな少々けばめの女性銀行員が用件は何でしょうと上からまりこ。
私は帯封付き新札でお願いしたいのですが、と言い、通帳を出した。
女性銀行員は、本人確認のため、身分証明書を提示くださいと言った。
また、はんこや名前記入、暗証番号など、一通りの本人確認を行った。
そして書類に金額を書き込み、渡した。
すると、女性銀行員は、本人ですか?と疑ってきた。はい、と言った。
そして、また、番号札を渡され待っていると呼ばれ
窓口には帯封付き新札100万円が封筒と共に用意されていた。
窓口は4つほどあったが、100万円と言ってから、隣の女性銀行員が横目でチラチラ見ているような気がした。
無事、100万円を受けとり、自宅に帰った。
昼御飯を買いに自宅を出ると、普段はめったに会わない隣人と鉢合わせた。
また、見たことのない近所の住人が元気良く挨拶してきた。
外を歩いているとやけに不審者っぽい人が近くにいるような。
女性がやたら私を見てきているような。自意識過剰か。

ひとつ気づいた。
100万円もの大金を手にすると、慈善的奉仕精神が崩壊する。
1枚たりとも他人に手渡したくなくなる。
あくまで、自分のために1枚1枚を惜しむように使いたくなる。
なぜだ?

100万円ぐらいあれば、街中に数枚程度ならばら撒けそうなのに。

そしてもう1つ気づいたことがある。
一万円の新札ってサトウキビのような黒糖のような甘い匂いがするということだ。
そして、一万円札が子ども銀行のお札に見えてくる。

そして、なんだかみんなから逃げたくなる。
だから、かえって女性が追ってくる。

人間不振に陥る。
札束しか信用できない。


金目的で近寄ってくる女には、逆に札束を見せつけてやればいい。
そうしなかった時との態度の違いがおもしろいぐらいに分かる。
見せつけて見せつけて、あーげない。
見せつけて見せつけて、あーげないっと。

は、は、は、なんて気持ちいいんだろう。
お金持ちだと、女性と立場が逆転する。
こっちが女性になった気分だ。

そういえば、窓口で手続きをしているときやたら手が震えた。
諭吉に興奮して手が震えた。

年収1000万円以上ある人の彼女や妻は例外なく金目的だと考えた方がいいことは確かだ。

金がない男は妻が金を持ってるか、ダメンズが好きな女性なのだろう。

女性はみな目的があって男と付き合ったり結婚する。

その一番は金です。
逆に男性は身体でしょう。

結局お互いウィンウィンな関係を築けているのです。

金目的な女性は嫌だ、身体目的な男は嫌だ、というあなた、いや、みんなそうです。