職場とか学校とかで顔馴染みになる人に限って魅力的に感じず、街中ですれ違ったような人に対して魅力やエロスを感じたりする。
女性と身体を重ねる時、やっぱり一番興奮するのは初回のセックスなのです。
しかし、回数を重ねるごとに気がつけば惰性的になっていきます。
会話もお別れのハグも。
毎年やってくる行事のように。
そうなると彼女は不機嫌になります。
急によそよそしくなったり、冷たくなったり。
そんな時、プレゼントをあげたりすると喜びます。
可愛い彼女ができると、新しい冒険は躊躇しちゃいます。
まずパッと見で彼女より格下だな、とか、意外と大したことない身体だった、とかいう風になります。
なぜか、彼女を越える女性には出会えません。
冒険して落胆するリスクより、マンネリだとしても要領のつかめている彼女とセックスをするという選択肢を取る方が楽だし余計なストレスにさらされません。
結婚するほどでもないし、別れる理由もない。
今の関係がだらだら続くことに見て見ぬふりをする自分と焦る彼女。
愛されているという確信を得ることは難しいです。
みんな自分が可愛いいんですから。
彼女にいい結婚相手が見つかれば素直に祝福するし、僕に依存している彼女も愛おしい。
彼女は現在進行形で歳をとっています。
そんな彼女をいつまで愛せるのか。
女性はセックスが強みだと勘違いしたような理論がはびこる世の中ですが、実態としては一度身体を許すとその相手には基本的に飽きられます。
小説はおちまで読んでも最初のページに戻れるけど
恋愛関係は巻き戻しできません。
一度さらけ出した身体は男性の脳に強く焼きついています。
そして、それ以降は、それを越える興奮を得ることは永久にできません。
つまり、飽きられていく道しか残されていないのです。
男性が別れを切り出さないのは愛してるからではなく惰性や保険です。
身体の関係がある限り、その女性を一生愛し続けるのは理論上は不可能です。
では、どうすれば生涯、愛されるか?
それは全てを与えず、一定の制限を加えることです。
たとえば、月に1回しかセックスをしない、とかハグはいいけど、お尻や胸は触らせないとか一定の制限を加えて「この人とエロいことができるのは価値があることなんだ」と男性の脳に植えつけることです。
こうすれば、何も考えずにひたすらセックスをするより飽きられにくくなると思います。
アメとムチじゃないですけど、感覚としてはそんな感じです。
女性は身体を簡単に許したら飽きられるし、許してからも一定の制限を加えなければすぐ飽きられます。
基本的に隠されているからエロスを感じるんですよね。
さらけ出した女性に対してはあまりエロスを感じなくなります。
そういう意味では着衣プレイ+男性が目隠しっていうのはいいかもしれない。