0.02%の金持ちになるには

大半の庶民と何が違うのか

エロ論

スジの入り方や左右非対称なビラビラ、黒ずみ、毛、色、大きさ、形、それぞれが微妙に違い、それがエロを引き立てる。
小粒のような丸顔からは想像もできないようなぱっくり割れた大きな薄ピンクのつやめき。
目力があって存在感のある濃い顔とは対照的なひっそりとたたずむ短い線。線の間にはなめくじのような細いスジが巻き付いているようだ。




パンティの上からは決して覗くことができない。
盛り上がっていたり、毛がはみ出していたりすることはあっても、その中核を担う得体の知れない物体にはおよそたどり着けない。
まして、外出中ならなおさらだ。
下着すらもお目にかかれないのだから。
リクルートスーツの後ろ姿は丸みを帯びた臀部をより正確に伝え、ミニスカートはチラリズムの幕を開かせる。色白の脇下から二の腕を伝う日差しを浴びた汗が、デスクワークに気を取られ、汗なのか汗でないのか分からなくなったパンティの中の蒸れの全てに視線をそらすことなく注目し続けたい。



そうした数々の個性は毛並みをそろえたりシャワーで洗い流さない限り保てない。
大都市の地下からあふれでる温泉のように、マンホールを空へと放つほどの威力を持った下水道のように、驚きと感動の可能性を秘めている。





油断していれば匂いを放ち、過剰になっても匂いを放つ。
だから冷静にならざるをえない。




自分で自分の裸を立体的に撮影して、リアルタイムに頭上に表示された何百枚ものその静止画を0.01秒刻みのフラッシュが焚かれる瞬間しか放つことが許されないから、まるで、必ず倒さなければならない敵に向かって高性能な手裏剣でも放つかのように素早く、なぜか頭も振りながら(実際は振っていないかもしれない)必死にそれだけに全神経を集中させるのがイクという行為です。



身体が反転していても、のけ反りかえっていても
他者に冷ややかな目で見られていても笑われていても手渡せないものです。



「相手の中に出した」は三流です。
「相手をイカせた」は一流です。

そして、「一体となって宇宙の果てまで飛んで行ってしまった」は超一流です。


自分も相手もとんでもないロケットを積んで、はるか彼方の宇宙へ行くのです。
それは二人でないとたどり着けない世界。
自慰行為で着地した惑星などすっ飛ばして。
だからこそ、二人でする価値がある。
そんなセックスをしませんか?