0.02%の金持ちになるには

大半の庶民と何が違うのか

19歳

デイトナおじさん

昨夜は全く眠れずに休日がやってきた。 ここ最近、自粛のせいか生活のリズムが乱れている。 ロレックスのサイトを眺めていると新作のモデルがいくつか掲載されていた。 全く眠れなかった昨夜からの「今日」という休日は変にテンションが上がる。 普段、しな…

悪魔のプロポーズ

海の見えるレストランで食事することなどめったにない。 たまに仲のいい女友だちと女子会をする程度だ。 付き合って3年になる彼に誘われてやって来たイタリアンのお店。 ふかふかのソファ席に座れば目の前に海と大都市の夜景がひろがる。 「みさきと付き合っ…

彼との半同棲(小説)

上京して2年が経過しようとしていた。 就職した広告代理店は上司の軽いセクハラ発言を抜きにすれば比較的働きやすい職場だった。 実家の母はよく野菜や米などを送ってくれる。 段ボールに貼りつけられた伝票の母直筆のサインを見るたびに帰省した気分を味わ…

裸体眼(小説)

中高生の頃、視力検査ではクラスで唯一、両目とも2,0だった。 マサイ族だといじられるのも悪くなかった。 当然、コンタクトか眼鏡かの話題になんて入れないし、眼精疲労や眼がしょぼしょぼするなんてニュアンスには無縁だった。 視力が良すぎて遥か前方の信…

花火の後に(小説)

花火のない夏なんて考えてみれば初めてのことだ。 僕にとって花火は夏の風物詩で花火を通して様々なインスピレーションを受けてきた。 電車の窓から偶然、目撃した花火も、観覧席の一番前を陣取って眺めた花火も、そのどれもが僕の心を打ち、糧となっていた…

就活生裕美子(小説)

「持ち物は、ペン、身分証明証、ノートです。 当日は腕章をした係員がおりますのでひと声かけていただければと思います」 「あと1点ですが、マスクの自慰さんとアルコール消毒のご協力をお願いいたします」 裕美子は笑いながらスマホの文面を突きつけてきた…

今のコロナをオペに例えてみよう

今、目の前に剥き出しになった臓器があるとしよう。 その臓器の持ち主はいつ息を引きとってもおかしくない状態だ。 そして、我々、医療チームは数十人体勢でその治療にとりかかっている。 この臓器には腫瘍が見つかっており、それを取り除かなければならない…

飲食業界は人の上に重荷を作る

「だから売り上げの推移を聞いてるんだ。上がったのか下がったのかどっちだ?」入社2年目の斎藤はスマホの向こうからおそらくは唾を飛ばしながら叫んでいるエリアマネージャーの岩下の問いに静かに答えた。「低迷しています」その後、吐き捨てるようなため息…

浮気男を探偵から守る裏探偵という神

護身用に警棒、スタンガンを所持しているから万が一への備えはできている。 子どもの頃から格闘技をやっていたし、最近ではスポーツチャンバラも始めた。 私が働く事務所は駅からのアクセスが悪く、その分賃料は抑えられている。 この仕事を始めようとしたき…

1話完結型小説 ブラック企業を盗聴

「問題はどうやって辞めさせるか。不自然さが出ないように。いたって自然な流れで。そして相手から反論されないように」「聞いた話によると、○○商事の○○さんが業務上のトラブルで解雇になった時、○○さんが不当解雇だと裁判を起こしたそうだ。結局、最高裁ま…

ロレックスと3番目の女

「これロレックス?」「そうだよ。エクスプローラーっていうスポーツタイプのものだよ」聖子は僕の右腕にそっと手を触れ、そのまま指先をロレックスに滑らせた。「この前、職場で検温したら37℃越えてて、焦った 。あの非接触式の検温計、絶対に狂ってるよね…

抜け殻になった恋と羨望という眼差し

麗香とはバイト先で出会った。 いつもニコニコしていて周りを和ませる力があった。 麗香の涙袋は多くの女性が憧れを抱くであろう主張しすぎず、かと言って控えめすぎないものであった。 「このバイトのきっかけは何ですか?」 麗香が言う。 年上の僕は当たり…

最も幸せを感じられる年収について

ネオヒルズ族とかさ、いるじゃん。 フェラーリ乗り回してタワマンに住んで。 私はあれを見てもちっとも羨ましいとは思わない。 むしろ、寂しそう、とか胡散臭げだなって感じる。 そして意外にもそう感じているのは私だけでないことに気づかされる。 ああいう…

11の場面が紐解くミステリー小説

あれは昨夜、一人でドライブしていた時のことです。 最後のことづて公衆電話ボックス situation1 深夜のドライブ緊急事態宣言が出されていても外出自粛には嫌気が さしてきた薫は一人で深夜のドライブに出かけていた。 国道をひたすらまっすぐ西へ進む。 都…

パチンコ休業要請はコロナより危険

現在、パチンコ休業要請が店名を公表するまでになっており、公表されたパチンコ店の中には誹謗中傷されたと主張している店まであります。 もし、これが本当なら大問題です。 誹謗中傷は如何なる時も行ってはなりません。 脅迫罪や侮辱罪などの立派な犯罪だか…

経済破綻する前に解除を!

緊急事態宣言は5月6日に解除しなければ確実に経済は破綻するでしょう。 経済とは血液です。 今の状態は血が思うように流れていない状態です。 それが延期になればもっと苦しくなり、やがて血液がまわらなくなり経済は破綻します。 経済が破綻すれば日本滅亡…

解除しなければ我慢の限界がくる

緊急事態宣言が発令されたのは4月7日ぐらいだったが、コロナの問題はずっと前の1月下旬ぐらいからピックアップされていた。 その時から休業していたり、人が減っていたりしていて、それでも3月になれば収束すると言われていた。 しかし、感染者は日に日に増…

5月6日に東京以外は解除すべき

東京だけ都市封鎖しましょう。 全人口の10分の1もいる首都、東京をロックダウンし、東京外に出られないようにする。 そして東京以外の都道府県の人たちは対策をしながら経済活動を再開し、東京を支える。 もちろん、東京外の人は東京に行けないようにする。 …

解除しなければ起こる不都合なこと

緊急事態宣言を5月6日に解除しなければ起こるコロナより不都合なことリスト ①パチンコ依存症者による窃盗や強制わいせつ、暴行、傷害事件など、治安悪化に拍車をかける可能性。 ②破産、倒産、失業の大幅増加による経済の停滞。③外で思うように遊べず、学校に…

緊急事態宣言を解除してコロナと共存

5月6日には緊急事態宣言を解除し、高齢者や持病のある人(喫煙者や薬物依存、)、その他、外に出る必要のない在宅ワーカーなど以外の人たちは経済活動を再開し、元の状態に戻していかなければ経済が破綻する。 今のような自粛モードを続けるわけにはいかない。…

彼女とのデートを文字化してみた2

「今日寒いね。」 僕らがいるビルの真下では乗用車が職務質問を受けている。 そして4月にしては風が冷たい。 そして人がいない。 少女は何かを求める顔をする。 餌を欲した野良猫のように。 僕はとりあえず頭を撫でる。 すると少女の口角が上がった。 脇腹あ…

昨日のデートを文字化してみた

閑散としている都会はどこか地方都市のメインストリートを彷彿とさせる。 そこにCG合成でもされているかのようにぽつんと立つ少女。 とびっきりの笑顔は視力の悪い人間が遠くからでも捉えることができるほどはっきりとしていて美しかった。 パステルカラーが…

エロ論

スジの入り方や左右非対称なビラビラ、黒ずみ、毛、色、大きさ、形、それぞれが微妙に違い、それがエロを引き立てる。 小粒のような丸顔からは想像もできないようなぱっくり割れた大きな薄ピンクのつやめき。 目力があって存在感のある濃い顔とは対照的なひ…

どうであれ一旦は5月6日に解除すべき

緊急事態宣言により国民は苦しみ始めています。 思うように経済活動ができなかったり、人と会えないからです。 これで延期とかになれば国民は裏切られた気持ちになり、反発するでしょう。 今、パチンコでさえ自粛している中で、これらの努力を水の泡にしたに…

1人当たり10万支給の巧妙な罠

30万支給の話がチャラになり、糠喜びとなってしまった低所得者層であるが、今日、1人当たり10万支給の話が持ち上がり、様々な議論を巻き起こしている。 Question,1人当たり10万支給は国民を救済するのか? Answer,ノー。たとえば、ある日突然自分の銀行口…

捏造された夜の街 3(完)

「家族?家族の定義ってなんだろう?籍を入れてるとか入れてないとか、血がつながってるとかつながってないとか、どうせそんな基準で聞いてるんだよね?ならいないよ。」なぎさは真顔で強く言った。 その一方でなぎさの白くてみずみずしい手先はテーブルに置…

捏造された夜の街2

「それはそれでまた新たな策を練るわ。」 なぎさに不安はないようだった。 あるいは、不安のない女の仮面を被っているのかもしれない。たかしは用意してきた質問を書き込んだノートを見る。 国に対してどう思うか?、店の衛生管理は?、もしコロナに感染した…

この戦いは1ヶ月では終わらない

緊急事態宣言発令から1日が経ちました。 正直、自粛が叫ばれていた時と様子は変わりません。 いつものように車のエンジン音がし、買い物をする客がいて、営業のサラリーマンが歩いている。 ついこの間は、3月には収束すると専門家が言っていましたが、ご覧…

緊急事態宣言発令の時、庶民は

就職でバイトを卒業した子から「会社が休業になったのでまた働かせてください。」って連絡来たり、 社員は社員で「会社が補償してくれるのだろうか?」と不安がってるし。 街を歩けば、ホームレス風のおじさんがいきなり困った顔でお金をくれと言い出すし、…

緊急事態宣言が出たら地獄だ

いよいよ緊急事態宣言が発令されるそうだ。 近所の人たちはなぜかリュックを背負い、子どもを連れ、あるいは段ボールを車に積み、いわゆるコロナ疎開というやつだ。 みんな田舎に避難し始めている。 そんな印象だ。 緊急事態宣言が出されても国がどの程度補…