0.02%の金持ちになるには

大半の庶民と何が違うのか

履修登録

タワマン身勝手男たち4

アイドルがイケメン男性とラブホお泊まり。この日、打ち合わせを終えたA子はタクシーを事務所前に付け、乗車後、大ターミナル駅付近のラブホテル街で停車。 降車したA子のもとに、ジャニーズ風イケメンの男性が駆け寄り、二人はシックな外装で有名なラブホテ…

中目黒サイレントセックス

高畑こうきに罪悪感など一切なかった。 男女平等、女性の社会進出を推進などと言うけれど、蓋を開けてみれば現実はその真逆をいっているような気さえする。 知人の和民かほは大手の企業でそこそこの地位に就いているが、独身だ。 実家暮らしで彼氏もいない。…

デイトナおじさん(あらすじ)

何としてでもロレックスを手に入れたい私は正規店に何度も足を運ぶが、いつも店員からの返事は決まって「入荷がごさいません」。 そんなある日、いつものようにその正規店に行くと凄まじいほどの行列が。 中にはデイトナを身につけた高齢のお客さんもいる。 …

不倫タクシー

蓮華寺昭二。71歳。 時刻は午後11時。 個人タクシーの運転手をしている。 働く時間は主に夜から明け方にかけて。 仕事柄、山道を走ることが多い。 というより山道をよく行き来するのだ。 乗せるお客さんはみんなあの宿を利用している。 錆びて茶色になったの…

眠らない車、カーシェア

ときどき、警察から利用者情報の開示を求められる。 個人情報保護法とか言うけれど、そんなもの刑事には通用しない。主にカーシェアサービスを展開する会社に入ったのは車が好きだったからだ。 単にそれだけの理由である。 その頃はまだ、広告にお金をかけて…

悪魔のプロポーズ

海の見えるレストランで食事することなどめったにない。 たまに仲のいい女友だちと女子会をする程度だ。 付き合って3年になる彼に誘われてやって来たイタリアンのお店。 ふかふかのソファ席に座れば目の前に海と大都市の夜景がひろがる。 「みさきと付き合っ…

ラブホテルオーナーの秘められた仕事

「換気の徹底、スタッフの検温、アルコール消毒の実施などを行っておりますので安心してご利用ください」ラブホテル「6亀頭」のオーナーである江藤さんが眉間にしわを寄せながらこの前貼り出した感染症対策のためのポスターを自分の頭より上に持ちながら管理…

彼との半同棲(小説)

上京して2年が経過しようとしていた。 就職した広告代理店は上司の軽いセクハラ発言を抜きにすれば比較的働きやすい職場だった。 実家の母はよく野菜や米などを送ってくれる。 段ボールに貼りつけられた伝票の母直筆のサインを見るたびに帰省した気分を味わ…

裸体眼(小説)

中高生の頃、視力検査ではクラスで唯一、両目とも2,0だった。 マサイ族だといじられるのも悪くなかった。 当然、コンタクトか眼鏡かの話題になんて入れないし、眼精疲労や眼がしょぼしょぼするなんてニュアンスには無縁だった。 視力が良すぎて遥か前方の信…

花火の後に(小説)

花火のない夏なんて考えてみれば初めてのことだ。 僕にとって花火は夏の風物詩で花火を通して様々なインスピレーションを受けてきた。 電車の窓から偶然、目撃した花火も、観覧席の一番前を陣取って眺めた花火も、そのどれもが僕の心を打ち、糧となっていた…

今のコロナをオペに例えてみよう

今、目の前に剥き出しになった臓器があるとしよう。 その臓器の持ち主はいつ息を引きとってもおかしくない状態だ。 そして、我々、医療チームは数十人体勢でその治療にとりかかっている。 この臓器には腫瘍が見つかっており、それを取り除かなければならない…

彼女が僕を好きなのは(小説)

鍵がかかっている。 解除するにはあらかじめ伝えられた番号を入力しなければならない。 しかし、以前、覚えてきたはずなのに思い出せない。 気晴らしにコンビニで買ってきたパスタを食べる。 着色料、保存料、増粘多糖類、三拍子揃ってます。 「ここで目が覚…

浮気男を探偵から守る裏探偵という神

護身用に警棒、スタンガンを所持しているから万が一への備えはできている。 子どもの頃から格闘技をやっていたし、最近ではスポーツチャンバラも始めた。 私が働く事務所は駅からのアクセスが悪く、その分賃料は抑えられている。 この仕事を始めようとしたき…

1話完結型小説 ブラック企業を盗聴

「問題はどうやって辞めさせるか。不自然さが出ないように。いたって自然な流れで。そして相手から反論されないように」「聞いた話によると、○○商事の○○さんが業務上のトラブルで解雇になった時、○○さんが不当解雇だと裁判を起こしたそうだ。結局、最高裁ま…

コロナで車社会の再来

明日、首都圏の緊急事態宣言が解除される見通しだ。現在は、解除された都市でも各事業者が徹底した対策をしており、個人レベルでもコロナ対策が浸透しているため、全ての経済活動を再開しても比較的安全だと言える。こうした中、公共交通機関での三密を防ぐ…

コロナはすでに収束している

コロナはすでに収束している。 取りたてて騒ぐ必要もなくなった。 海外からは人が来ていないし、マスク着用も徹底されている。 また、数々の症例が蓄積され、データとしてワクチン開発に活かされている。 アルコール消毒液は至るところに設置されており、実…

ロレックスと3番目の女

「これロレックス?」「そうだよ。エクスプローラーっていうスポーツタイプのものだよ」聖子は僕の右腕にそっと手を触れ、そのまま指先をロレックスに滑らせた。「この前、職場で検温したら37℃越えてて、焦った 。あの非接触式の検温計、絶対に狂ってるよね…

抜け殻になった恋と羨望という眼差し

麗香とはバイト先で出会った。 いつもニコニコしていて周りを和ませる力があった。 麗香の涙袋は多くの女性が憧れを抱くであろう主張しすぎず、かと言って控えめすぎないものであった。 「このバイトのきっかけは何ですか?」 麗香が言う。 年上の僕は当たり…

緊急事態宣言解除後の日常を予想する

緊急事態宣言が明日、一部解除されるそうです。 また、特定警戒都道府県に指定されている地域でも一部解除が検討されているそうです。 緊急事態宣言が解除された後の未来を覗いてみましょう。 まず、マスク着用は当たり前になるでしょう。 理由はコロナが怖…

最も幸せを感じられる年収について

ネオヒルズ族とかさ、いるじゃん。 フェラーリ乗り回してタワマンに住んで。 私はあれを見てもちっとも羨ましいとは思わない。 むしろ、寂しそう、とか胡散臭げだなって感じる。 そして意外にもそう感じているのは私だけでないことに気づかされる。 ああいう…

パチンコ休業要請はコロナより危険

現在、パチンコ休業要請が店名を公表するまでになっており、公表されたパチンコ店の中には誹謗中傷されたと主張している店まであります。 もし、これが本当なら大問題です。 誹謗中傷は如何なる時も行ってはなりません。 脅迫罪や侮辱罪などの立派な犯罪だか…

経済破綻する前に解除を!

緊急事態宣言は5月6日に解除しなければ確実に経済は破綻するでしょう。 経済とは血液です。 今の状態は血が思うように流れていない状態です。 それが延期になればもっと苦しくなり、やがて血液がまわらなくなり経済は破綻します。 経済が破綻すれば日本滅亡…

解除しなければ我慢の限界がくる

緊急事態宣言が発令されたのは4月7日ぐらいだったが、コロナの問題はずっと前の1月下旬ぐらいからピックアップされていた。 その時から休業していたり、人が減っていたりしていて、それでも3月になれば収束すると言われていた。 しかし、感染者は日に日に増…

5月6日に東京以外は解除すべき

東京だけ都市封鎖しましょう。 全人口の10分の1もいる首都、東京をロックダウンし、東京外に出られないようにする。 そして東京以外の都道府県の人たちは対策をしながら経済活動を再開し、東京を支える。 もちろん、東京外の人は東京に行けないようにする。 …

カラオケは対策すれば再開できる

カラオケの入店条件を独自に定める①アルコールスプレーの消毒義務づけ ②検温義務づけ ③コロナ検査証明書提示の義務づけ ④二人以上での入店拒否 ⑤従業員のマスク着用を義務づけ ⑥お客さんのマスク着用を義務づけ ⑦定期的な換気の義務づけ ⑧空気清浄器の設置 ⑨…

彼女とのデートを文字化してみた2

「今日寒いね。」 僕らがいるビルの真下では乗用車が職務質問を受けている。 そして4月にしては風が冷たい。 そして人がいない。 少女は何かを求める顔をする。 餌を欲した野良猫のように。 僕はとりあえず頭を撫でる。 すると少女の口角が上がった。 脇腹あ…

昨日のデートを文字化してみた

閑散としている都会はどこか地方都市のメインストリートを彷彿とさせる。 そこにCG合成でもされているかのようにぽつんと立つ少女。 とびっきりの笑顔は視力の悪い人間が遠くからでも捉えることができるほどはっきりとしていて美しかった。 パステルカラーが…

どうであれ一旦は5月6日に解除すべき

緊急事態宣言により国民は苦しみ始めています。 思うように経済活動ができなかったり、人と会えないからです。 これで延期とかになれば国民は裏切られた気持ちになり、反発するでしょう。 今、パチンコでさえ自粛している中で、これらの努力を水の泡にしたに…

1人当たり10万支給の巧妙な罠

30万支給の話がチャラになり、糠喜びとなってしまった低所得者層であるが、今日、1人当たり10万支給の話が持ち上がり、様々な議論を巻き起こしている。 Question,1人当たり10万支給は国民を救済するのか? Answer,ノー。たとえば、ある日突然自分の銀行口…

捏造された夜の街 3(完)

「家族?家族の定義ってなんだろう?籍を入れてるとか入れてないとか、血がつながってるとかつながってないとか、どうせそんな基準で聞いてるんだよね?ならいないよ。」なぎさは真顔で強く言った。 その一方でなぎさの白くてみずみずしい手先はテーブルに置…