0.02%の金持ちになるには

大半の庶民と何が違うのか

10万給付

眠らない車、カーシェア

ときどき、警察から利用者情報の開示を求められる。 個人情報保護法とか言うけれど、そんなもの刑事には通用しない。主にカーシェアサービスを展開する会社に入ったのは車が好きだったからだ。 単にそれだけの理由である。 その頃はまだ、広告にお金をかけて…

彼との半同棲(小説)

上京して2年が経過しようとしていた。 就職した広告代理店は上司の軽いセクハラ発言を抜きにすれば比較的働きやすい職場だった。 実家の母はよく野菜や米などを送ってくれる。 段ボールに貼りつけられた伝票の母直筆のサインを見るたびに帰省した気分を味わ…

裸体眼(小説)

中高生の頃、視力検査ではクラスで唯一、両目とも2,0だった。 マサイ族だといじられるのも悪くなかった。 当然、コンタクトか眼鏡かの話題になんて入れないし、眼精疲労や眼がしょぼしょぼするなんてニュアンスには無縁だった。 視力が良すぎて遥か前方の信…

花火の後に(小説)

花火のない夏なんて考えてみれば初めてのことだ。 僕にとって花火は夏の風物詩で花火を通して様々なインスピレーションを受けてきた。 電車の窓から偶然、目撃した花火も、観覧席の一番前を陣取って眺めた花火も、そのどれもが僕の心を打ち、糧となっていた…

就活生裕美子(小説)

「持ち物は、ペン、身分証明証、ノートです。 当日は腕章をした係員がおりますのでひと声かけていただければと思います」 「あと1点ですが、マスクの自慰さんとアルコール消毒のご協力をお願いいたします」 裕美子は笑いながらスマホの文面を突きつけてきた…

今のコロナをオペに例えてみよう

今、目の前に剥き出しになった臓器があるとしよう。 その臓器の持ち主はいつ息を引きとってもおかしくない状態だ。 そして、我々、医療チームは数十人体勢でその治療にとりかかっている。 この臓器には腫瘍が見つかっており、それを取り除かなければならない…

彼女が僕を好きなのは(小説)

鍵がかかっている。 解除するにはあらかじめ伝えられた番号を入力しなければならない。 しかし、以前、覚えてきたはずなのに思い出せない。 気晴らしにコンビニで買ってきたパスタを食べる。 着色料、保存料、増粘多糖類、三拍子揃ってます。 「ここで目が覚…

飲食業界は人の上に重荷を作る

「だから売り上げの推移を聞いてるんだ。上がったのか下がったのかどっちだ?」入社2年目の斎藤はスマホの向こうからおそらくは唾を飛ばしながら叫んでいるエリアマネージャーの岩下の問いに静かに答えた。「低迷しています」その後、吐き捨てるようなため息…

1話完結型小説 ブラック企業を盗聴

「問題はどうやって辞めさせるか。不自然さが出ないように。いたって自然な流れで。そして相手から反論されないように」「聞いた話によると、○○商事の○○さんが業務上のトラブルで解雇になった時、○○さんが不当解雇だと裁判を起こしたそうだ。結局、最高裁ま…

コロナで車社会の再来

明日、首都圏の緊急事態宣言が解除される見通しだ。現在は、解除された都市でも各事業者が徹底した対策をしており、個人レベルでもコロナ対策が浸透しているため、全ての経済活動を再開しても比較的安全だと言える。こうした中、公共交通機関での三密を防ぐ…

コロナはすでに収束している

コロナはすでに収束している。 取りたてて騒ぐ必要もなくなった。 海外からは人が来ていないし、マスク着用も徹底されている。 また、数々の症例が蓄積され、データとしてワクチン開発に活かされている。 アルコール消毒液は至るところに設置されており、実…

ロレックスと3番目の女

「これロレックス?」「そうだよ。エクスプローラーっていうスポーツタイプのものだよ」聖子は僕の右腕にそっと手を触れ、そのまま指先をロレックスに滑らせた。「この前、職場で検温したら37℃越えてて、焦った 。あの非接触式の検温計、絶対に狂ってるよね…

本当の悪を見極める

悪人と聞いてあなたは何を思い浮かべますか? 本職?殺人鬼?詐欺師? いずれも正解です。 では、悪人とはそれだけを指すでしょうか? 答えはNOです。 本当の悪はもっと複雑で醜いものなのです。 そうした悪を見極める知識は学校では学べません。 社会という…

抜け殻になった恋と羨望という眼差し

麗香とはバイト先で出会った。 いつもニコニコしていて周りを和ませる力があった。 麗香の涙袋は多くの女性が憧れを抱くであろう主張しすぎず、かと言って控えめすぎないものであった。 「このバイトのきっかけは何ですか?」 麗香が言う。 年上の僕は当たり…

最も幸せを感じられる年収について

ネオヒルズ族とかさ、いるじゃん。 フェラーリ乗り回してタワマンに住んで。 私はあれを見てもちっとも羨ましいとは思わない。 むしろ、寂しそう、とか胡散臭げだなって感じる。 そして意外にもそう感じているのは私だけでないことに気づかされる。 ああいう…

11の場面が紐解くミステリー小説

あれは昨夜、一人でドライブしていた時のことです。 最後のことづて公衆電話ボックス situation1 深夜のドライブ緊急事態宣言が出されていても外出自粛には嫌気が さしてきた薫は一人で深夜のドライブに出かけていた。 国道をひたすらまっすぐ西へ進む。 都…

パチンコ休業要請はコロナより危険

現在、パチンコ休業要請が店名を公表するまでになっており、公表されたパチンコ店の中には誹謗中傷されたと主張している店まであります。 もし、これが本当なら大問題です。 誹謗中傷は如何なる時も行ってはなりません。 脅迫罪や侮辱罪などの立派な犯罪だか…

経済破綻する前に解除を!

緊急事態宣言は5月6日に解除しなければ確実に経済は破綻するでしょう。 経済とは血液です。 今の状態は血が思うように流れていない状態です。 それが延期になればもっと苦しくなり、やがて血液がまわらなくなり経済は破綻します。 経済が破綻すれば日本滅亡…

解除しなければ我慢の限界がくる

緊急事態宣言が発令されたのは4月7日ぐらいだったが、コロナの問題はずっと前の1月下旬ぐらいからピックアップされていた。 その時から休業していたり、人が減っていたりしていて、それでも3月になれば収束すると言われていた。 しかし、感染者は日に日に増…

5月6日に東京以外は解除すべき

東京だけ都市封鎖しましょう。 全人口の10分の1もいる首都、東京をロックダウンし、東京外に出られないようにする。 そして東京以外の都道府県の人たちは対策をしながら経済活動を再開し、東京を支える。 もちろん、東京外の人は東京に行けないようにする。 …

カラオケは対策すれば再開できる

カラオケの入店条件を独自に定める①アルコールスプレーの消毒義務づけ ②検温義務づけ ③コロナ検査証明書提示の義務づけ ④二人以上での入店拒否 ⑤従業員のマスク着用を義務づけ ⑥お客さんのマスク着用を義務づけ ⑦定期的な換気の義務づけ ⑧空気清浄器の設置 ⑨…

解除しなければ起こる不都合なこと

緊急事態宣言を5月6日に解除しなければ起こるコロナより不都合なことリスト ①パチンコ依存症者による窃盗や強制わいせつ、暴行、傷害事件など、治安悪化に拍車をかける可能性。 ②破産、倒産、失業の大幅増加による経済の停滞。③外で思うように遊べず、学校に…

緊急事態宣言を解除してコロナと共存

5月6日には緊急事態宣言を解除し、高齢者や持病のある人(喫煙者や薬物依存、)、その他、外に出る必要のない在宅ワーカーなど以外の人たちは経済活動を再開し、元の状態に戻していかなければ経済が破綻する。 今のような自粛モードを続けるわけにはいかない。…