0.02%の金持ちになるには

大半の庶民と何が違うのか

文学作品

タワマン身勝手男たち5

自分の目をつけた女性に限って男が群がる原理は自分の場合だけなのだろうか? 自分の目をつけた女性が男たちにとって、とても価値あるようにみえるのだろうか。 めったに口説かないあいつがアプローチする女性。 きっとすごいに違いない。 早く奪ってしまえ…

タワマン身勝手男たち4

アイドルがイケメン男性とラブホお泊まり。この日、打ち合わせを終えたA子はタクシーを事務所前に付け、乗車後、大ターミナル駅付近のラブホテル街で停車。 降車したA子のもとに、ジャニーズ風イケメンの男性が駆け寄り、二人はシックな外装で有名なラブホテ…

路地裏ナース

師走の風が肌を通り抜け、身体全体が冷たくなっていくのを感じながら僕はひたすら自転車を漕いでいた。 ちょうど日付けが変わって1時間が経過しようとしている街はいつもとは違う夜更けの序章へと僕を案内しているように感じられる。 今、僕の自転車のかごに…

中目黒サイレントセックス

高畑こうきに罪悪感など一切なかった。 男女平等、女性の社会進出を推進などと言うけれど、蓋を開けてみれば現実はその真逆をいっているような気さえする。 知人の和民かほは大手の企業でそこそこの地位に就いているが、独身だ。 実家暮らしで彼氏もいない。…

彼との半同棲(小説)

上京して2年が経過しようとしていた。 就職した広告代理店は上司の軽いセクハラ発言を抜きにすれば比較的働きやすい職場だった。 実家の母はよく野菜や米などを送ってくれる。 段ボールに貼りつけられた伝票の母直筆のサインを見るたびに帰省した気分を味わ…