0.02%の金持ちになるには

大半の庶民と何が違うのか

最も幸せを感じられる年収について

ネオヒルズ族とかさ、いるじゃん。
フェラーリ乗り回してタワマンに住んで。
私はあれを見てもちっとも羨ましいとは思わない。
むしろ、寂しそう、とか胡散臭げだなって感じる。
そして意外にもそう感じているのは私だけでないことに気づかされる。
ああいう胡散臭げな人ってどんな仕事をしているか聞いても今一ピンと来ないんだ。
何かカラクリがあるんじゃないか、下手すれば詐欺まがいのことをしているんじゃないかと疑ってしまう。
こういう人たちを見て思うのが、お金はあればあるほど稼げば稼ぐほど幸せとは限らないということ。
例えば、お腹が空いている時にご飯を食べるけどお腹がいっぱいになればそれ以上食べないですよね。
それと同じでお金にも一定の満腹感というのがあるのではないかと思ったのです。
もちろん、個人差はありますが、今回は一般的にどの程度稼ぐのが最も幸せを感じられるかを考察したいと思います。
お腹がいっぱいになってとても幸せだと感じられるライン。
足りなくもなく、食べ過ぎで苦しくもないライン。
それがどこか。
ネオヒルズ族とかを見ていると幸せを通り越して孤独に行ってる気がする。
それはお金だけですべてを飾ろうとし、渇望の感覚を忘れてしまっていることに起因すると私は考えます。
幸せっていうのは普段の渇望の感覚があってこそで、常に幸福感を得ようとするといずれ中毒症状を引き起こし感覚が麻痺して幸せすら感じられなくなると思います。
それに近いのがネオヒルズ族とかユーチューバーとか芸能人たちです。
彼らは少なくとも庶民が持つような飢餓感には埋もれていません。
なので感覚が麻痺している可能性があります。
金銭感覚が狂うのが代表的な例です。
私たちが幸せを感じられるのは普段は何かに対して憧れを抱いたり、手にしたいという感覚を持っているからそれを手にした時に幸福感に包まれるのです。
ネオヒルズ族フェラーリ 六本木ヒルズ 高級料理が日常です。

しかし、庶民は軽自動車 築50年のアパート スーパーの半額食材だからこそ、たまに乗る高級車、たまに泊まる高級ホテル、たまに行く高級レストランの価値が相対的に上がるのです。


だから、おそらく我々、庶民はネオヒルズ族より幸せを感じていると思います。

たしかに、そのたまにですらそうしたことが金銭的にできない貧乏人はネオヒルズ族と同じかそれよりも不幸な可能性がありますが、そうでない限り、私たちは幸せを感じやすい位置にいると思います。


では、具体的に年収でいうといくらぐらいが最も幸せを感じられるのでしょうか。

これを考える上で不労所得は排除します。
不労所得は一見すると聞こえはいいですが、駐車場とかマンションでは事件、事故が起きやすく、また、いたずらや価値の下落、など意外とリスクがあり、もし、自殺者でも出ればスピリチュアル的にもよくないため、排除します。

また、労働は幸せに直結している部分でもあるため
労働収入に重きを置きます。
一生懸命働くからこそ、帰宅後のビールがおいしい。
心地いい疲労感。
これは幸せに直結している部分です。



シミュレーションしてみましょう。
最も幸せを感じられる年収とは

子どもは二人。
妻は専業主婦だと仮定します。


3000万の家やマンションは多くの人が購入したり建てたりしているので、高級住宅とは言えません。
だからと言って1億豪邸など建てると感覚が麻痺してたまに行く高級ホテルで幸せが感じられなくなります。
なので、そのあたりを勘案し、4000万の住宅を35年ローンで建てるとしましょう。

住宅ローン月額8万 ボーナス月を設定

ボーナス月の分の積立てを月額5万



車は高級車がいいですが、だからと言ってフェラーリとかベントレーにすると実用性にも欠け、多くの人から羨ましがられ、優越感に浸るという点で弱いので、ここはBMW5シリーズあたりにしておきましょう。
これなら、街を走る多くの車より確実に高級だし、
ぶっ飛んでいるわけではないので浮かないし、ほどよく溶け込んで羨ましがられやすいです。
幸せを感じる上でベストだと言えるでしょう。
BMW5シリーズはキャッシュで買いましょう。

月額10万積立て 5年で新車に買い換え
頭金500万+売却代金250万=新車乗り換え



子どもたちには国立か私立の医歯薬系意外に進学してもらいましょう。
もちろん、高卒で起業や公務員、技術職に就いてもらえれば大変ありがたいですが。
一人あたり500万を上限とします。
ただし、どうしても医歯薬系に進みたければ応相談ということで。
このあたりの積立てをしておきましょう。
月額10万



月に1回はホテルでフレンチしたいですね。
また、夏休みと年末年始は温泉か海外に行きたいのでその分の積立てをしておきましょう。
月額4万 フレンチ
月額3万 旅行積立て


食費、光熱費、通信費、水道代、洋服代、ガソリン代、その他雑費など合わせて30万円としておきましょう。
カツカツではなく、贅沢すぎるわけでもない。
ほどよくゆとりがある状態がこの金額でしょう。

生活費月額30万



あと貯金はしておきましょう。
貯金用の通帳を二つ作り、ひとつは急な出費用、
もうひとつは国でいう赤字国債
めったなことでは引き出せません。
月額10万 通帳1

月額5万 通帳2 赤字国債

場合によってはここから子どもの学費を出すことが想定されます。



おこづかいも欲しいですね。
一般的には月額3万のところが多いので、ここは見栄を張って月額6万としておきましょう。
そのうち、2万ぐらいは貯金に回したいところです。



これら全て合わせると91万となりました。
年収でいうとおよそ2000万となります。



したがって、多くの人より見栄を張れて、周囲から羨ましがられ、かつ、幸福を司る器官が阻害されない程度の生活が送れる最も幸せな年収は2000万円となりました。
この年収より上がっても幸福度は上昇しないどころかむしろ麻痺して不幸になってしまうリスクがあるということです。
また、この年収より低くても少し苦しくなるリスクをはらんでいます。
子どもを二人作るのなら。

年収2000万円を稼ぐ男と結婚するのが間違いないと筆者は考える。