0.02%の金持ちになるには

大半の庶民と何が違うのか

梨家先輩の悪魔に犯された脳(小説)

大型ショッピングモールのフードコートでラーメンを食べ終わり、スマートフォンに目をやる。 休日の混み具合は平日のそれと段違いだ。 赤ちゃんの泣き声、ヤンママが子どもの下の名前を叫ぶ声、どこからともなく聞こえてくる笑い声。 無数の雑音に埋もれてい…

彼女の笑顔

「コロナでライブができない。でも歌わずにはいられなくて夜に何曲も叫ぶように歌うんです。曲は全然できない。喉の調子も悪くて薬も効く時と効かない時がある。声がかすれて思うように出ないと何のために生きてるのかさえ分からなくなってしまって…たまに調…

ラブホテルオーナーの秘められた仕事

「換気の徹底、スタッフの検温、アルコール消毒の実施などを行っておりますので安心してご利用ください」ラブホテル「6亀頭」のオーナーである江藤さんが眉間にしわを寄せながらこの前貼り出した感染症対策のためのポスターを自分の頭より上に持ちながら管理…

彼との半同棲(小説)

上京して2年が経過しようとしていた。 就職した広告代理店は上司の軽いセクハラ発言を抜きにすれば比較的働きやすい職場だった。 実家の母はよく野菜や米などを送ってくれる。 段ボールに貼りつけられた伝票の母直筆のサインを見るたびに帰省した気分を味わ…

裸体眼(小説)

中高生の頃、視力検査ではクラスで唯一、両目とも2,0だった。 マサイ族だといじられるのも悪くなかった。 当然、コンタクトか眼鏡かの話題になんて入れないし、眼精疲労や眼がしょぼしょぼするなんてニュアンスには無縁だった。 視力が良すぎて遥か前方の信…

花火の後に(小説)

花火のない夏なんて考えてみれば初めてのことだ。 僕にとって花火は夏の風物詩で花火を通して様々なインスピレーションを受けてきた。 電車の窓から偶然、目撃した花火も、観覧席の一番前を陣取って眺めた花火も、そのどれもが僕の心を打ち、糧となっていた…

就活生裕美子(小説)

「持ち物は、ペン、身分証明証、ノートです。 当日は腕章をした係員がおりますのでひと声かけていただければと思います」 「あと1点ですが、マスクの自慰さんとアルコール消毒のご協力をお願いいたします」 裕美子は笑いながらスマホの文面を突きつけてきた…

今のコロナをオペに例えてみよう

今、目の前に剥き出しになった臓器があるとしよう。 その臓器の持ち主はいつ息を引きとってもおかしくない状態だ。 そして、我々、医療チームは数十人体勢でその治療にとりかかっている。 この臓器には腫瘍が見つかっており、それを取り除かなければならない…

彼女が僕を好きなのは(小説)

鍵がかかっている。 解除するにはあらかじめ伝えられた番号を入力しなければならない。 しかし、以前、覚えてきたはずなのに思い出せない。 気晴らしにコンビニで買ってきたパスタを食べる。 着色料、保存料、増粘多糖類、三拍子揃ってます。 「ここで目が覚…

身体を許すと飽きがくる

職場とか学校とかで顔馴染みになる人に限って魅力的に感じず、街中ですれ違ったような人に対して魅力やエロスを感じたりする。 女性と身体を重ねる時、やっぱり一番興奮するのは初回のセックスなのです。 しかし、回数を重ねるごとに気がつけば惰性的になっ…

飲食業界は人の上に重荷を作る

「だから売り上げの推移を聞いてるんだ。上がったのか下がったのかどっちだ?」入社2年目の斎藤はスマホの向こうからおそらくは唾を飛ばしながら叫んでいるエリアマネージャーの岩下の問いに静かに答えた。「低迷しています」その後、吐き捨てるようなため息…

車のブランド力ランキング最新版

まずフェラーリとランボルギーニが頂点にあり、 マセラティ ポルシェ ジャガー その次にメルセデス、BMW、アウディ、レクサスと続く。 そしてクラウン、アルファード。 マツダ、 トヨタ、SUBARU、NISSAN、HONDAと続く。軽自動車

マツダ車はレベルが高い

マツダ車って車の基本性能が高い。デミオとかで峠を攻めたら楽しいです。シャキッと曲がるし安定感もあり、加速性能もいい。コンパクトカーでここまでのレベルに到達しているのはマツダ車だけです。 対してトヨタ車はとても序列を気にしている。だからあえて…

最後の7DAYS~紗羅編~ライトノベル

あと1週間で死ぬことになった紗羅への説得が始まって2時間。 紗羅の意志は固く揺らぎがないようだ。 紗羅いわく、死は最大の逃げでありリセットであるらしい。それもいい意味での。借金から逃れるためには死ねばいい。 この世に不満があるなら死ねばいい。 …

葵という女

葵との情事は回数を重ねるごとに無駄な動きが排除され洗練されたものとなっていった。遡ること1年半前。 ワイドショーが熱中症対策をこぞって取り上げるような暑い日に僕は彼女に一目惚れした。 というよりは即座にヤりたいと思っただけだ。彼女の身体はこれ…

コロナ不況を乗り越えるには

昨夜、東京アラートが出動されました。 緊急事態宣言は解除されましたが、また感染者が増え、東京アラートを出したものと思われます。 今、みんな経済的に苦しんでいます。 こんな苦しい状況をいかにして乗り越えるか。 まず、収入を増やすのは難しいです。 …

今年の流行語

早いもので今年も約半年が経過しました。 流行語は何でしょうか? コロナ、クラスター、コロナ渦、ロックダウン、緊急事態宣言、濃厚接触、飛沫感染、PCR検査、オーバーシュート、フェイスシールド、マスク、ワクチン、抗体、集団免疫、10万給付、自粛、休業…

浮気男を探偵から守る裏探偵という神

護身用に警棒、スタンガンを所持しているから万が一への備えはできている。 子どもの頃から格闘技をやっていたし、最近ではスポーツチャンバラも始めた。 私が働く事務所は駅からのアクセスが悪く、その分賃料は抑えられている。 この仕事を始めようとしたき…

1話完結型小説 ブラック企業を盗聴

「問題はどうやって辞めさせるか。不自然さが出ないように。いたって自然な流れで。そして相手から反論されないように」「聞いた話によると、○○商事の○○さんが業務上のトラブルで解雇になった時、○○さんが不当解雇だと裁判を起こしたそうだ。結局、最高裁ま…

コロナで車社会の再来

明日、首都圏の緊急事態宣言が解除される見通しだ。現在は、解除された都市でも各事業者が徹底した対策をしており、個人レベルでもコロナ対策が浸透しているため、全ての経済活動を再開しても比較的安全だと言える。こうした中、公共交通機関での三密を防ぐ…

コロナはすでに収束している

コロナはすでに収束している。 取りたてて騒ぐ必要もなくなった。 海外からは人が来ていないし、マスク着用も徹底されている。 また、数々の症例が蓄積され、データとしてワクチン開発に活かされている。 アルコール消毒液は至るところに設置されており、実…

ロレックスと3番目の女

「これロレックス?」「そうだよ。エクスプローラーっていうスポーツタイプのものだよ」聖子は僕の右腕にそっと手を触れ、そのまま指先をロレックスに滑らせた。「この前、職場で検温したら37℃越えてて、焦った 。あの非接触式の検温計、絶対に狂ってるよね…

本当の悪を見極める

悪人と聞いてあなたは何を思い浮かべますか? 本職?殺人鬼?詐欺師? いずれも正解です。 では、悪人とはそれだけを指すでしょうか? 答えはNOです。 本当の悪はもっと複雑で醜いものなのです。 そうした悪を見極める知識は学校では学べません。 社会という…

抜け殻になった恋と羨望という眼差し

麗香とはバイト先で出会った。 いつもニコニコしていて周りを和ませる力があった。 麗香の涙袋は多くの女性が憧れを抱くであろう主張しすぎず、かと言って控えめすぎないものであった。 「このバイトのきっかけは何ですか?」 麗香が言う。 年上の僕は当たり…

緊急事態宣言解除後の日常を予想する

緊急事態宣言が明日、一部解除されるそうです。 また、特定警戒都道府県に指定されている地域でも一部解除が検討されているそうです。 緊急事態宣言が解除された後の未来を覗いてみましょう。 まず、マスク着用は当たり前になるでしょう。 理由はコロナが怖…

最も幸せを感じられる年収について

ネオヒルズ族とかさ、いるじゃん。 フェラーリ乗り回してタワマンに住んで。 私はあれを見てもちっとも羨ましいとは思わない。 むしろ、寂しそう、とか胡散臭げだなって感じる。 そして意外にもそう感じているのは私だけでないことに気づかされる。 ああいう…

11の場面が紐解くミステリー小説

あれは昨夜、一人でドライブしていた時のことです。 最後のことづて公衆電話ボックス situation1 深夜のドライブ緊急事態宣言が出されていても外出自粛には嫌気が さしてきた薫は一人で深夜のドライブに出かけていた。 国道をひたすらまっすぐ西へ進む。 都…

パチンコ休業要請はコロナより危険

現在、パチンコ休業要請が店名を公表するまでになっており、公表されたパチンコ店の中には誹謗中傷されたと主張している店まであります。 もし、これが本当なら大問題です。 誹謗中傷は如何なる時も行ってはなりません。 脅迫罪や侮辱罪などの立派な犯罪だか…

経済破綻する前に解除を!

緊急事態宣言は5月6日に解除しなければ確実に経済は破綻するでしょう。 経済とは血液です。 今の状態は血が思うように流れていない状態です。 それが延期になればもっと苦しくなり、やがて血液がまわらなくなり経済は破綻します。 経済が破綻すれば日本滅亡…

解除しなければ我慢の限界がくる

緊急事態宣言が発令されたのは4月7日ぐらいだったが、コロナの問題はずっと前の1月下旬ぐらいからピックアップされていた。 その時から休業していたり、人が減っていたりしていて、それでも3月になれば収束すると言われていた。 しかし、感染者は日に日に増…